六花の勇者 3 (スーパーダッシュ文庫)

六花の勇者 3 (スーパーダッシュ文庫)

<粗筋>
 凶魔テグネウの目を避けながら、魔哭領を進む7人の六花の勇者たち。
 だが、ゴルドフが突如として離反する。さらには困惑する6人の前に、テグネウが現れ、自分と手を組まないかと持ちかけてくる。
 いったい誰が騙し、誰が騙されているのか。
<感想>
 むふぅ、ミステリとファンタジーの共演。いま一番楽しみにしているラノベシリーズの最新刊ですよ。今回はミステリ的な要素はちょっと薄め。真相を明かしていく手順もなんとなくこなれていない感じを受けてしまいましたが。
 ストーリーとしては随分と進んで、整理されてきた感じ。ようやく、何処に向かっているのかが明確になってきました。果たして、七人目は誰なのかという一番大きな謎はいまだ中心にずっしりと残されております。いや、これほんとに誰なんだ? きっとあっと言わせてくれるのだろうなあ、と楽しみ。