『星を追う子ども』

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実際には、先週の土曜日(14日)になるのですが、新海誠の新作『星を追う子ども』を見に行ってきました。
以下、ネタバレにならない範囲で簡単に感想など。
 
私は元々あまり熱心な新海ファンではないのですが、それでもちょっと不満の残る作品でした。
まず主人公のアスナに共感ができない。
見終わった後、他の人の感想などを見聞きして、アスナが年頃の少女としてはある意味、等身大の女の子として描かれているんだということに納得はしたのですが、それでも、自分本位というか、身勝手に見えて、好きにはなれなかったですね。
シナリオが全体的に細かいところに気を配られていないようで、なぜそこをあっさり流してしまうのか、その説明をしないのか、という疑問が冒頭から塵のように積もってゆき、物語に没頭できませんでした。
最後に言いたいことは分かっても、その答えを導くまでの過程がしっかりと書かれきっていないように感じました。
作画や演出については、細かいことは分かりませんが、さすがに新海監督だけあって、とても綺麗だと思います。
 
私が色々と細かいところを気にし過ぎなのかもしれませんが、次に期待といった感じですね。