<粗筋>
 古風なバンカラ高校生・岩鉄厳男は、ある日最終人型決戦兵器・妹ロボットもえみちゃんのパイロットに任命される。折しも、宇宙からの侵略者・C・スコニーが登場。真の「妹力」を磨き、地球を救わねばならない。
<感想>
 8年前の作品で、まだ会社名が「メディアワークス」なのが、なんか懐かしい。作品は完全に出落ち。序盤は硬派な岩鉄が妹力を高めなければいけないギャップに笑えるけれど、後半はわりと退屈。
 むしろ、敵であるはずのC・スコニーが格好いい。立派な兄様だぞ、C・スコニー。
 そうか。『ロボット妹』は、お前らが萌え、萌え言ってる女の子たちも、一皮むけばおっさんが書いたり、描いたりしてるんだよ、と言っているのか。……声優さんだけが、真実や。