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- 作者: 逢空万太,狐印
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: 文庫
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真尋と邪神たちとの騒がしい日々が、ある日突然終わりを迎える。ニャル子たちの存在自体が消えてしまう。因果律の歪みを正すため、未来からやって来たイス香とともに、真尋は過去に向かう。
<感想>
アニメも好調らしいニャル子さんの最新刊。粗筋はシリアスっぽいけど、そんなことは全然ない、相変わらずの馬鹿馬鹿しいお話。肩の力を抜いて読むには、ちょうど良いのだ。このパロは、このネタかなあ、と半分も拾えないけど、それも楽しい。
いま、新刊が出たら最優先で読むラノベは、この『ニャル子さん』と『六花の勇者』くらいかな。というわけで、先日出たばかりの『六花』の新刊も早くゲットしなくては。
本編の感想に触れておくと、今回は過去の伏線を拾ったというか、後付で矛盾点をうまく消化したというか。これでひとつの話を作っちゃうんだから、すごい。前半の日常の騒動は、消失後の喪失感を出すためではあるだろうけど、ちょっとクドイかも。
半分どころか、10分の1くらいしか、拾えてなかった。特撮系がさっぱりだしな。言い回し的に、たぶん何かのパロだろうと思うことはあっても。
這いよれ! ニャル子さん 元ネタwiki http://www15.atwiki.jp/nyaruko/