狼と香辛料〈17〉Epilogue (電撃文庫)

狼と香辛料〈17〉Epilogue (電撃文庫)

<粗筋>
 ホロとロレンスの旅は前巻で終わりを迎え、最終巻となる今回は副題どおりのその後を描いた短編など。
<感想>
 この、その後の話は作者自身が後書きでも書いているように、ちょっと無理やり搾り出している感じがする。前巻の最後が慌ただしくて、過去のキャラで出てこないキャラも何人かいたので、彼女たちのその後を知るのは良いかも。
 短編として面白かったのは、『狼と灰色の笑顔』 ホロとロレンスの信頼関係、そして頭脳戦が楽しい。何はともあれ、全17巻。とても楽しめるシリーズでありました。