銀河帝国の崩壊 (創元SF文庫 (611-1))

銀河帝国の崩壊 (創元SF文庫 (611-1))

<粗筋>
 数億年の未来、一旦は宇宙へと雄飛した人類は<侵略者>によって地球へと追い返され、いまや砂漠の片隅で辛うじて生存していた。
 アルビン少年は好奇心から、禁忌の地を訪れる。それは歴史の真実を知る旅の始まりだった。
<感想>
 名作、古典と呼ばれるSFは殆ど読んでいない……ので、たまには手を出してみることに。描かれているのは壮大な歴史物語。うーん、いわゆる科学空想小説としてのSFとはちょっと違う。正直なことを言えば、あまり好みではなかった。
 明らかにされる人類の歴史、も現代の目で見ると、それほど意外なものではないし。叙情的な文章を楽しむものかなあ。