『ぼくらの〜alternative〜』

ぼくらの~alternative 1 (1) (ガガガ文庫)

ぼくらの~alternative 1 (1) (ガガガ文庫)

ある夏の日、少年少女達は訳も分からないまま、巨大ロボットの操縦者に選ばれる。敵を倒さねば、地峡は滅亡。ロボットを動かす代償は自らの命。
勝っても死、負けても死、という状況の中で、彼らは何を見つめ、何を感じるのか。
同名漫画のノベライズです。原作も読了済み。
設定からして凄いですが、ストーリーも容赦ありません。
原作に比べても、更にえげつなく物語は進んでいきます。
文章はちょっと不慣れな感じで、改行も多く、軽い感じを受けますが、かえって淡々と進んでいく恐怖みたいなのがあって、良い気もします。
漫画を読まれた方はぜひ、そうでない方も小説だけでも全然問題ないので、読んでみてください。
ただ、漫画を先に読んだ方が、設定や伏線の妙が味わえると思います。