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今読んでいる本が上下巻で分厚く、しかもあまり読む時間が取れていないので、読み終わるのが来月になりそうです。
その間、更新しないというのもあれなので、たまには既読本の紹介とか。
今日は、お薦めのラノベシリーズを5作品。
いずれも完結しているので、気に入れば一気に最後まで読んでいただくことが可能です。
一部、これまでにも紹介したことがあるものも入っていますが、できるだけメジャーではなさそうな作品をば。
『戦う司書』シリーズ(山形石雄 集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 山形石雄,前嶋重機
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: 文庫
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死んだ人間の魂は『本』と呼ばれる石版になる世界で、『本』を守る武装司書と、『本』は天国に捧げられるべきとする神溺教団の戦いを描きます。
重厚な世界観の中で、一風変わった魔法や特殊能力による戦闘が熱いです。
『ぼくらの』シリーズ(原作・鬼頭莫宏 著・大樹連司 小学館ガガガ文庫)
ぼくらの~alternative 1 (1) (ガガガ文庫)
- 作者: 大樹連司,鬼頭莫宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/24
- メディア: 文庫
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- 作者: 鬼頭莫宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/06/30
- メディア: コミック
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原作は漫画ですが、展開はだいぶ異なります。漫画、小説版どちらも好きです。
容赦無いストーリーは、最後まで目を離せません。死の中でこそ、人はどう生きるかを考えるのでしょうか。
できれば、原作を先に読んでからの方がより楽しめるとは思います。
『煉獄のエスクード』『灼熱のエスクード』シリーズ(貴子潤一郎 富士見ファンタジア文庫)
煉獄のエスクード RAINY DAY & DAY (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 貴子潤一郎,ともぞ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2005/05/20
- メディア: 文庫
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灼熱のエスクード―MATERIAL GIRL (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 貴子潤一郎,ともぞ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: 文庫
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『灼熱』は『煉獄』の続シリーズ。
いわゆる厨二的な導入ですが、かなりハードなファンタジー小説。
この作者はデビュー作『12月のベロニカ』や短篇集『眠り姫』もかなり良いのですが、この数年は新作が出ていないのが気がかり。
『円環少女』シリーズ(長谷敏司 角川スニーカー文庫)
- 作者: 長谷敏司,深遊
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/31
- メディア: 文庫
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地球人のほぼ全員が「魔法消去」能力を無自覚に行使しているために、一見世界には魔法が無いように思われている、という設定がまず秀逸。
そして、数多くの魔法体系が登場し、それらに細かい設定が附されていて、物語に厚みを与えています。
あと、登場人物の多くが変人奇人の類です。魔法使いはそうでないとやっていけないらしいです。
ヒロイン・鴉木メイゼルはドS小学生として、一部では有名です。
『イリヤの空、UFOの夏』シリーズ(秋山瑞人 電撃文庫)
- 作者: 秋山瑞人,駒都えーじ
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2001/10/05
- メディア: 文庫
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実は、以前(10年ほど前)は、ラノベには偏見を持っていました。所詮、中高生が読むもので、大人の読むものではないだろうと。
その偏見を見事に打ち破ってくれたのが、この作品です。人に薦められて、取り敢えずと手を出してみたのですが、見事にやられました。
そういう意味で、大変感謝しています。
この話に限ったことではありませんが、なんか今回選んだ作品はどれも鬱っぽい話ですね。