さて、今日も本の紹介。

さて、今日も本の紹介。
 

昼は雲の柱

昼は雲の柱

災害小説の書き手として知られる作者の、この本での題材は富士山噴火。
富士山が噴火したらどのような災害がどのように起きるか、というシミュレートを緊迫感ある筆致で描いています。
そして、それ以上に興味深いのが登場人物の口を借りて語られる、記紀の成り立ちと火山神との関係に関する自説。
古事記日本書紀に関心をお持ちの方は読んでみるのも、面白いのではないかと。
 
災害小説としては、九州で大規模カルデラ噴火が起きて日本が全滅していく様子を描いた
死都日本 (講談社文庫)

死都日本 (講談社文庫)

こちらがお薦め。