八丈島と、魔女の夏 (一迅社文庫)

八丈島と、魔女の夏 (一迅社文庫)

<粗筋>
 真名部学は両親の長期出張のため、父親の旧友・エーファのいる八丈島へと移り住む。喫茶店「アハトブルク」の店主である彼女は実は魔女で……。学の波乱万丈の夏が始まる。
<感想>
 丁寧な文章で八丈島の風景が描写されていて好印象。これは、確かに八丈島へ行ってみたくなるかも。八丈富士の地下森林は本当にあるんですかね。お話は、語弊があるかも知れないけど、ゲーム前半の日常シーンが続く感じ。かなりのんびり。
 これから、ゲーム後半に入っていくんですよね、というところで終わりの印象。かなり回収されていない伏線もあるし、続編が前提でしょうか。夏が続くのか、それとも秋になるのか。果たして。